空色


「はぅ~・・・」


やっぱり人気者だなぁ


だってほら


みんながたっちゃんに


おはようって言ってるもん


3階の窓から後姿を見つめていたその時…


「・・・あ」


たっちゃんがこっちを見たんだ


気のせいかもしれないけど


あたしと目が合った気がしたんだ


だって


「ッ///」


こっちに向かって手をふってくれていたから・・・


「部活頑張ろうなーッッ!!」


「はぁーいッ!!」


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