Caramel*Morning



こうして私は、しーちゃんのあたたかい(?)声援を受けて、目指せお友達!を目標に頑張ることにしました。


「えっと…お名前聞いてもいいですか?…うーん、もっと明るく言った方がいいのかな?」


私は授業中もそのことばかり考えていた。


「おーい、牧野。問3答えろ」


「お名前何て言うんですかー?の方がいいかなぁ」


…あぁダメだ、今の時点で緊張してーー


「牧野!!」


「ーーっはい!」


…え?


思わず立ち上がると、目の前には怒り心頭って顔の先生。


「問3!」


「は、はいぃっ」


結局、授業を聞いてなかった私が答えられるはずもなく。


廊下に立たされてしまいました。


…情けない。


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