Caramel*Morning
「それじゃ、次のステップにいきますか」
しーちゃんが私の方を振り返って、にやりと笑った。
「次のステップ?」
な、なんか怪しいよ、しーちゃん…
「とりあえずさ、告白するための準備が必要でしょ?」
しーちゃんは、高い位置のポニーテールを揺らして、首を傾げて言った。
「こ、告白?!」
えぇっ?!
「無理!無理だよ告白なんて!」
私は慌てて首をぶんぶんと横に振った。
だって、やっとお友達になれたばっかりなんだよ?
そんなすぐ告白なんてしたら、結城さんだって迷惑だよっ。