Caramel*Morning



どどど、どうしよう!

なんで?!
なんで黙ってるの?!


もしかして引かれた?!


「す、すいませんいきなり変なことっ…」

「いないよ」









ーーーいないよ。




その声は確かに私の耳に入った。


だけど、


だけど、





私は全然喜べなかった。



「ゆう、き、さん?」


うまく話せない。
胸が痛い。





だって、だって。









目の前で微笑む結城さんは、とても悲しそうだった。


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