恋愛日記【実話】
(あ…あの人…)
私の目についたのは、もりけんこと森本健也。もりけんもミニバスをやっていて、何回か
会ったことがある。背が高くカッコいいが、クールで無口という印象があった。
「あーんなっ?何ボーっとしてんの?」
「てかさ、クラスは違うけど、やっと一緒の学校なれたから、もっと仲良くしてねっ」
『あ、うんっ!』
こうやって声をかけてくれたのは、明日美と比奈。明日美たちの学校はミニバスのチーム
がなかったから、杏と一緒のチームで一緒にバスケをやっていた。
「てかね、この子があんなと仲良くなりたいって!仲良くしてあげて!」
「こんちにはっ!あたし、藤村京香ってゆうの!京香って呼んでね☆」
『あ、杏は坂本杏菜!あんなって呼んでねっ♪』
「あんなかあ~☆あ、あたし、初心者だけど、お兄ちゃんがバスケ部だからバスケ部入ろ
うと思ってるの!よろしく!」
『そうなんだ!こちらこそよろしくねっ!』
新学期早々友達が出来た。京香ちゃん…。とっても目が大きく、背が高い。かわいらしい
し、話しやすい。モテるんだろうなあ…。