あまのじゃくBaby★
…なんていうか。
疲れた。
何も考えたくない。
あたし、軽く鬱かも。
そんな風に思って、机に伏せようとした時、
どこからか甘い声が聞こえてきた。
「えーじゃあ、今年はあたしと文化祭回ろおよ~」
ドキン。
胸に緊張が走った。
なんだろ、この緊張感。
アイツの答え、
聞きたいけど聞きたくない…!
「いいよ。」
頭が割れる感じがした。
「丁度相手がいなくて困っていたんだ。
僕でいいんだったら、喜んで回るよ。」