あまのじゃくBaby★
「はいはい。
ってゆうか…、お前は先輩と別れたわけ??」
『え!?』
あたしの額に冷や汗が垂れるのを感じた。
やばい…。
別れを告げるの忘れてた!!
アイツはそんなあたしを見透かしてるように、こっちをジッと見つめてくる。
なんていうか…。
形成逆転!?
これってピンチ…??
『いや、あの…。』
もう、しどろもどろ。
上手い言い訳を探そうとしてるけど、口下手なあたしが、そんな器用なこと、できるわけがない。