あまのじゃくBaby★
「やっぱり、な。」
アイツは全て予想通りだと言うように、ため息を吐く。
悔しいけど、何も言い返すことができない。
だって、アイツが言ってること正しいんだもん。
『仕方ないじゃん…』
あたしはボソッと呟く。
だって昨日はアイツとくっつけたことが予想外すぎて、
嬉しすぎて、
それどころじゃなかったんだもん。
「しょうがねぇな。」
アイツが顎に手をかけ、何かを考えるような仕草をした。
あたしは緊張するように、ごくっと唾をのむ。