あまのじゃくBaby★
恐怖と同時に出てきたのが『浮気』という言葉。
先輩、
あたしが浮気したから怒ってるの…??
『ごめんなさい。』
謝ると同時に涙が零れる。
わかってる。
自分の罪の重さぐらい。
先輩の気持ちを踏みにじったあたしは最低だ。
『…殴ってもいいですよ。』
あたしは静かに呟いた。
もう、覚悟はできてるから。
殴られてもいいから。
怒鳴られてもいいから。
あたしはアイツを手放したくないんだ。