あまのじゃくBaby★
まさか、先輩からあんな言葉が聞けるとは思わなかった。
…やっぱり、先輩はイイ人。
あたしの憧れの人。
『ふあー。』
大きく欠伸を吐いた。
先輩、傷つけてごめんなさい。
でも、先輩に一瞬でも恋していた。
それは偽りのない事実です。
――また、いつか、
先輩と笑い合えたらいいな。
先輩が一口も飲まなかったコーヒーを口づけながら、
『…にがっ』
あたしは静かに思ったのだった。
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