あまのじゃくBaby★
あの時と一緒
『…なんでいるのよ。』
喫茶店を出たら、いつだかと同じように、アイツがいた。
「…来ちゃ悪い??」
『別に。勝手にすれば。』
バカなあたし。
本当はすっごく嬉しいのに。
素直に言えたらいいのに。
ツンツンした言葉しか返せない。
「…ったく、可愛くねぇな。」
『なっ!!!!』
…知ってる。
そんなのあたしが、一番わかってるつもり。
気にしてることを言われると、結構グサッとくるんだなぁ、
なんて冷静に思ったりした。