あまのじゃくBaby★




「舞が好きだから。」

『え?』

「舞が好きだから、不安になっただけ。」




そう言いながら、アイツは自分の体からあたしを引き剥がす。



そんな状況をあたしはポカンと見つめることしかできなかった。



…やばい。

あたし、凄く嬉しい。



「何、ぼへっとしてんだよ」

『ぎゃっ』



そう言ってアイツにほっぺたをつねられた。


せっかく人が喜んでたっつうのに…

コイツは!!



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