あまのじゃくBaby★
「大丈夫だから。」
『へっ??』
「また明日も会えるし。」
アイツがあたしの髪を優しく撫でる。
そんなアイツの仕草に、あたしの胸が少しだけ高鳴った。
…悔しい。
多分。
多分だけど。
アイツにはあたしの感情なんて、まるわかりなんだ。
きっと、
まだ一緒にいたかったことも、
それを、あたしは素直に言えないことも、
あたしがどんなにアイツが好きなのかも、
全部全部知ってるんだ。