あまのじゃくBaby★

コイツが舞に何をしようと俺には関係ない。


俺が舞を守るから。

ただ、それだけ。


俺は世界中を敵に回しても、舞を守れる自信がある。



『話はそれだけ??

じゃあ、俺、帰るから。』



そう言いながら、屋上の出口へと振り返る。


正直、これほど無駄な時間を費やしたのは初めてかもしれない。



「本当に舞ちゃんを守りたいなら、あたしと付き合うべきだと思うけど!?」


背中から声が聞こえてくる。


コイツ…ばっかじゃねえの?


本当、くっだらねぇ。



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