あまのじゃくBaby★
あたしはアイツに凄い勢いで詰め寄った。
アイツにしては珍しく、
「やべぇ」とでも言いそうな顔をして、頭を掻いている。
ふーん…
アイツでも失敗することがあるんだ…。
……じゃなくて!!
『何か知ってるなら教えてよ!?』
隠しごとはなし、でしょ??
そんな意味を込めてアイツを見る。
そしたらアイツは、仕方ないとでも言った感じに、口を開いた。
「…春ちゃん、だよ。」
『は??』
「多分、これは春ちゃんの仕業だ。」