あまのじゃくBaby★


「何??」



あたしの視線に気づいたアイツは、あたしの顔を覗きこんできた。



「あ、やっぱり抱きしめててもらいたかったとか??」

『違うし!!』



あまりにも自意識な発言に、あたしは声を尖らせる。


どうしたら、そんな思考に辿りつくわけ??



「まぁ仕方ないか。

舞はツンデレだし。」



いつだか言われたセリフを吐きながら、アイツはまたあたしを引き寄せた。



< 282 / 322 >

この作品をシェア

pagetop