あまのじゃくBaby★
くだらない。
本当にくだらすぎる。
2人に目を向けてもらいたかったら、アタックすればいい話なのに。
それもやらずに、あたしに危害を加えるなんて…。
汚いよ。
「…わかってるじゃない。」
春ちゃんが怒りで満ち溢れたような声を出した。
あたしはそれをジッと見つめる。
それ以外、どうする気にも起こらなかった。
「透かしてるんじゃねぇよ!!!!」
聞こえくる怒声。
近づいてくる握り拳。
この状況を理解するのに、さほど時間はかからなかった。
あたし、殴られる!!