あまのじゃくBaby★

『ちょっ…』


何すんのよっ!!

そう言いかけた時、アイツに口元を手で覆われた。


これじゃ、喋れないし!!


つうか苦しいから!!



『もごもご…。』

「ったく油断の隙もありゃしねぇ。」


アイツはあたしにしか聞こえない声で呟いた。


そして周りをキョロキョロと確認にした後、あたしの口を解放する。



…ぷはぁっ。

死ぬかと思った…。



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