【完】君色フォトグラフ
「はい。柚さんの写真はもう卒業しようかなって。柚さんには近々お礼の挨拶にいきます。違う人を撮りたいって考えてることも伝えようかと」
「ふうん、そうなんだ」
深山先生はニッコリと微笑んで、手に持っていたファイルから一枚の紙を取り出し、テーブルの上に置いた。
「これ、なんですか?」
私はその紙を前かがみになりながら、覗き込んだ。
「これはね、写真コンクールの一覧を打ち出した紙」
「写真コンクール?そんなものがあるんですか?」
「うん。それでね、りんの写真とっても素敵だし、コンクールに出したいなって思ったの。このスポーツ写真コンテストに出したいって思ってたんだけど・・・・・・」
深山先生はポケットの中からペンを取りだし、スポーツ写真コンテストの詳細が書かれた場所をコンコンと指した。
「ふうん、そうなんだ」
深山先生はニッコリと微笑んで、手に持っていたファイルから一枚の紙を取り出し、テーブルの上に置いた。
「これ、なんですか?」
私はその紙を前かがみになりながら、覗き込んだ。
「これはね、写真コンクールの一覧を打ち出した紙」
「写真コンクール?そんなものがあるんですか?」
「うん。それでね、りんの写真とっても素敵だし、コンクールに出したいなって思ったの。このスポーツ写真コンテストに出したいって思ってたんだけど・・・・・・」
深山先生はポケットの中からペンを取りだし、スポーツ写真コンテストの詳細が書かれた場所をコンコンと指した。