【完】君色フォトグラフ
顔をおそるおそるあげる。
柚さんと目が合い、また顔を下げてしまう。
しっかりお願いしなきゃ・・・・・・!
このままだと失礼だもんね。
大きく深呼吸して、心を決める。
「あっ!あの!!」
緊張して声が裏返ってしまった。
ううう・・・頑張れ!頑張れ自分!
「私、写真部に入部した、大槻りんと言います!じ、実は、この度、汐崎さんの写真を是非撮りたいと思いまして!お邪魔はしません!写真、お撮りしてもよろしいですか!?」
ハーハー・・・・・・
私は緊張のあまり、息をつく暇もなく、早口で話していた。
おかげで息が切れてしまった。
頭をペコリと下げた勢いでずれ下がった眼鏡を直しながら、ゆっくりと顔をあげる。
柚さんと目が合い、また顔を下げてしまう。
しっかりお願いしなきゃ・・・・・・!
このままだと失礼だもんね。
大きく深呼吸して、心を決める。
「あっ!あの!!」
緊張して声が裏返ってしまった。
ううう・・・頑張れ!頑張れ自分!
「私、写真部に入部した、大槻りんと言います!じ、実は、この度、汐崎さんの写真を是非撮りたいと思いまして!お邪魔はしません!写真、お撮りしてもよろしいですか!?」
ハーハー・・・・・・
私は緊張のあまり、息をつく暇もなく、早口で話していた。
おかげで息が切れてしまった。
頭をペコリと下げた勢いでずれ下がった眼鏡を直しながら、ゆっくりと顔をあげる。