【完】君色フォトグラフ
distance2*茶髪男の正体*
どうしよう・・・教室に入りたくても入れない。
私は教室の前の廊下を、いったりきたりしていた。
そしてこっそりと、教室の中を確かめる。
「絶対・・・だよね」
目を細めてピントをあわせる。
見間違えるわけないよ、あのふわっふわの茶髪。
机にうつ伏せになって寝ているから、顔は見えないけど、間違いなく私が眼鏡を投げつけた茶髪男。
よりにもよって同じクラスだなんて・・・いったいどんな顔して教室に入ればいいの?
「はあ・・・・・・」
私は深いため息を落としてしゃがみこんだ。
「どうしたの?具合悪い?」
「え?」
誰かが私の隣にしゃがみ込んだ。
私はその声に反応して、横に顔を向けた。
私は教室の前の廊下を、いったりきたりしていた。
そしてこっそりと、教室の中を確かめる。
「絶対・・・だよね」
目を細めてピントをあわせる。
見間違えるわけないよ、あのふわっふわの茶髪。
机にうつ伏せになって寝ているから、顔は見えないけど、間違いなく私が眼鏡を投げつけた茶髪男。
よりにもよって同じクラスだなんて・・・いったいどんな顔して教室に入ればいいの?
「はあ・・・・・・」
私は深いため息を落としてしゃがみこんだ。
「どうしたの?具合悪い?」
「え?」
誰かが私の隣にしゃがみ込んだ。
私はその声に反応して、横に顔を向けた。