【完】君色フォトグラフ
そこにいたのは坊主の男の子だった。
「い、いえ・・・・・・」
私はしゃがんだまま男の子から体を離し、立ち上がった。
「そう?なら良かった」
私に合わせて坊主君も立ち上がる。
坊主君は、私にニコっと笑顔を向けると、教室の中に入っていった。
同じクラスなのかな?
坊主君の様子をこっそりと目で追う。
「おっはよ!」
男の子は茶髪男の背中をパシンと勢いよく叩いた。
痛そう!
私は思わず肩をすくめた。
「・・・・・・うっさいハル。声はでかくなくていいから、背でっかくしとけよ」
茶髪男は静かに顔をあげ、坊主君をギロリと睨む。
こ・・・怖い。
「い、いえ・・・・・・」
私はしゃがんだまま男の子から体を離し、立ち上がった。
「そう?なら良かった」
私に合わせて坊主君も立ち上がる。
坊主君は、私にニコっと笑顔を向けると、教室の中に入っていった。
同じクラスなのかな?
坊主君の様子をこっそりと目で追う。
「おっはよ!」
男の子は茶髪男の背中をパシンと勢いよく叩いた。
痛そう!
私は思わず肩をすくめた。
「・・・・・・うっさいハル。声はでかくなくていいから、背でっかくしとけよ」
茶髪男は静かに顔をあげ、坊主君をギロリと睨む。
こ・・・怖い。