【完】君色フォトグラフ
「どうしてここに?」
「うん。大槻に話しあったから。遠藤は来ない?」
「う、うん。たぶん・・・・・・。私あの後、断ってきちゃったから・・・・・・」
「そっか。中、入っていい?」
「は、はい。どうぞ」
私は慌てて部室ドアに向かって走り、ドアをガラガラと開けた。
話しってなんだろう・・・・・・?
「うっわ。これすげえ綺麗だね。大槻が撮ったの?」
部室に入るなり、深山先生の空の写真に目を奪われている和由君。
「あ、それは深山先生が撮った写真」
「深山?ああ、あの国語の先生か・・・大槻の撮った写真はないの?」
「え?わ、私!?」
「うん。大槻の。大槻の写真が見たい」
「うん。大槻に話しあったから。遠藤は来ない?」
「う、うん。たぶん・・・・・・。私あの後、断ってきちゃったから・・・・・・」
「そっか。中、入っていい?」
「は、はい。どうぞ」
私は慌てて部室ドアに向かって走り、ドアをガラガラと開けた。
話しってなんだろう・・・・・・?
「うっわ。これすげえ綺麗だね。大槻が撮ったの?」
部室に入るなり、深山先生の空の写真に目を奪われている和由君。
「あ、それは深山先生が撮った写真」
「深山?ああ、あの国語の先生か・・・大槻の撮った写真はないの?」
「え?わ、私!?」
「うん。大槻の。大槻の写真が見たい」