アフタヌーンメロドラマチック
刹那たちの会話は明らかに、これからの予定を話している。

どういう事だ。

「刹那!」

「匠海くん?」

刹那は驚いた顔でオレを見た。

驚いたのはオレの方だ。

「どういうつもりだ。お前、オレと約束してじゃないか」

「別に、キャンセルの時の予定立ててただけだよ。萌季、匠海くん来たから」

「うん。じゃあ交流会頑張ってメールするから」

「ありがとう」

滝浦が帰って行った。

オレと刹那の二人きり。
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