ショートケーキ≪短編≫
「そして俺が笹森を殴った件。本当はあいつが藍の事を…藍ってのは俺の彼女ね?えぇ~とそれで、笹森が藍の事を障害者だとか言いだしたからで…」



俺が言葉に詰まると、それまで沈黙していた親父が話だした。



「お前の言いたい事はわかった。今回の件はお前は悪くはないが、ただ女にだけは手をあげるな。いいな?」



それだけ言うと親父は立ち上がった。…だから本題はまだだって!!



「ちょっと待った親父!!」
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