好きなんて言わないよ
「うわぁあ…あみ!
驚かせんなよな」

あみは、眉間にしわを寄せた。
「あんたの宿題
せっかく持ってきてやったってのに
もー知らない!」

「わりぃわりぃ。
感謝してます、あみ様」

頭をかきながら達也があみをなだめた。

「もう。ほんと感謝してよね。」

「へいへい、何か奢りますから。」
達也が言うと、

「ほんと?やった!
じゃあ帰りにソフトクリームね」
と、あみがキラキラした
笑顔で達也に言った。

「お、おう」

“可愛いじゃねーか”

達也はあみの笑顔に少しドキドキした。
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