好きなんて言わないよ
「あっ!俺買い物頼まれてたんだ。
先帰っとくから。」

「えっ?待ってよ達也!」

達也はあみの言葉を無視し、
急いで学校を出た。

「なによ、一緒に行けばいいのに。」

あみがぶつぶつ言っていると

「山下さんごめん、俺
あいつ怒らせちゃったかな?」
と村上が言った。

「大丈夫、
怒る理由なんてないし
あいつ変わってるから、
ごめんね。」

あみと村上は靴を履き学校を後にした。
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