ルイとサク


「先生…相談…」


「どうした?」


「俺さぁ東子先生に恋しちゃった」



ぶッ…



コーヒーとか飲んでる最中じゃなくて良かった。



「東子先生って保健室のか?」


「そうだよ。昨日さー怪我していったら白衣の天使が…」


ぱしっと出席簿で頭を一撃。


「安田はお目が高いなぁ。で、どうすんだ?」



まさかまさかの生徒からのこの質問。



ま、俺は逆パターンだし。



「どうせ先生の事だからあたって砕けろとか言うじゃねぇよな?」


「そうだな。相手はあくまでも教師だ。相談に乗るぜ」


「ありがとう。頼むよ」



なかなか面白い学校だな。
< 14 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop