ルイとサク


それから他愛のない話をして電話を切った。



サクの意見は、力になれるだけなってあげようと言うことだった。



よし、力になってやろうじゃないか安田のために。



次の日。



「安田ーちょっと来い。お悩み相談だ」


「先生、力になってくれんの?超良い奴じゃん!」


「いまさら知ったのか?まぁいい。いいか?相手は白衣の天使だ。簡単にはいかねぇぞ」


「いい!俺頑張る」



よし、これで忠実な子分ができた。



さぁって…どうすっかな。



白衣の天使だって言っても年齢不詳の魔女だぞ。



どんな魔法を使うか分からないんだからな。
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