ルイとサク
バレているのかと内心ドキドキ。
「私は全然有りだと思うんだけど。佐倉先生がいきなり禁断ってどう思いますか?とか聞いてきて」
「はぁ…アタシは別に良いと思います」
「そうよね!別に困ることなんてないわよね」
「あの、恋…しちゃったんですか?生徒に」
ほんのり頬を染めて頷く東子ちゃんは、凄く可愛く見えた。
魔性の中にも、少女みたいな雰囲気を持っている。
「もしかして、安田くん?」
東子ちゃんはもう一度頷いた。
なんだ、両思いじゃん。
良かったね、安田くん。
ルイに報告してあげよ。
「内緒ね?」
友達ができたよ。
保健室の東子ちゃん。