ルイとサク


一人の時間は大事にしたいじゃない?



ナツキはアタシを一人にしてくれない。



って、早速泊まるみたいだし。



そんな時になる電話。



ディスプレイには佐倉ルイの文字。



ナツキにならバラしちゃっても大丈夫かなぁ?



そんな心配をよそに


「サク?先生から電話だよ」


だって。



それは気付かぬふり?



とりあえず電話に出る。



「ああ、サク?」


「ごめん、今人きてるから…」


「そっか、かけなおすな」



「先生と付き合ってんの?」



あっさりバレたー!!



まぁいっか…ナツキなら。



ナツキはうんうん、と相槌を打ちながら聞いていた。







< 44 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop