ルイとサク



サクについての噂はぱったり無くなり、平和で安定した日々を送っていた。



そんなある日、空襲警報がなった。



「手塚先生、手塚先生、至急職員室までお越しください」



東子ちゃん先生?



なにがあったんだ?



そんな時、真っ青な安田が俺のところに来た。



「どうしよう…先生、俺…」


「安田?とりあえず落ち着け」



明らかに動揺している安田を落ち着かせて話を聞いた。



ってそんなのありかよ!



安田と東子ちゃん先生は結ばれてたんだとよ。



しかもキューピッドはサク。



いつのまにそんな…



最初に相談を受けたのは俺なのに、いつの間にか俺の知らないところで話は進んじまってるなんてよ。



なんだよそりゃ?



まぁそれは百歩譲って許すとして、学校にバレただぁ?



やばくね?それ。
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