君の手で ~儚い思い~
~3時間目の休み時間~
ふふふ~ん♪
「あれえ~?機嫌がイイねー?鶫ちゃんっ」
莉莉はふしぎと聞いてきた
そっかなぁー?
ふふッ♪
「別に・・・」
「じゃぁ、なんで真顔で歌ってんのかな~?」
ま・・・真顔!?
そんなキモいことしてたのか!
「いやぁ・・・。アレですよ。
・・・・・・・・・・・・。
・・・ぶつかった♪」
「えっ?・・・。それだけで・・・?」
莉莉はスゴク驚いた顔で覗き込んできた
「うん・・・・♪」