君の手で ~儚い思い~
「嫌だ・・・・・」
私は思わず裸足で駆け出し
浦本に抱きついてしまった
「・・・今日はだれもいないの・・・。
お願い・・1人にしないで・・・・?」
そういうと浦本は赤くなった
自分が何を言ってるのか分かってる
でも1人が怖かった・・・・
家につくと浦本はソファの上に私を置いた
そして優しく私の頭を撫でてくれた
「おやすみ・・・倉島」
悲しそうな顔
どうしてあなたもそんな顔するの?