初恋。

 ダッ


弾かれた様に2人が
別々の方向に走り出した


珠恩は私の所に、
汐恩は不良共の所に。


まるで球技大会の時の様に
汐恩は次々と先輩達を倒していった


かなりの数だった先輩が数人になり始めた時
1人が珠恩を突き飛ばして私の腕を掴んだ


「こいつボコボコにされたくなかったら・・・」





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