__あなたに恋して__
_出会い_
おかげで
あたしと梨花はけっこう仲良くなった。


学校は休んで

みんなお見舞いにもきてくれた。

だけど

ダレ1人思い出せない・・・

そんなある日。


やっと まつばずえで歩けるようになったあたしは

病院の前にある公園に歩き出した。


「いい天気だなー」

ケータイのメモリを見てお見舞いに来てくれた人達を思い出す。

早く・・・学校に行きたいな。

最近そう思い始めた。


公園のベンチに腰をおろし

空を見上げる。

その時・・・・

「ちょっ!返してヨォッ」

「へーんっ!取れるもんなら取ってみろよっ」

その声がするほうへ顔をむけると

小さい女のこが同い年くらいの男のこにボールをとられて困ってるようだ。

「かえしてっ!あたしのボールっっ!!」

「とれるもんならなー♪」

男のこゎボールも持ってる手を上に高く上げ 女の子の手が届かないようにしている。


なにあの子!!

「・・ちょっとあんたっ・・!!」

そう言いかけた時

「おーい 坊主っ!」

そう言って男の子の手からボールを軽く取り上げる

「女の子には優しくしなくちゃ」

そして女の子にボールを渡し

「モテないぞ?」

男の子の頭をクシャッとなでて

「な?」

そう言ってニコッと笑って・・・


ちょっ・・・何あの人・・・

ヤバイ・・・

「カッコ・・・いい・・」

そう小さな声で呟いたとき

_____________・・・・





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