__あなたに恋して__
1度出始めた涙は
なかなか止まらず・・
メイクもだいなし
顔ゎぐちゃぐちゃで・・・
手に握っているタオルを顔に押し当てた。
「あたしが・・・彼女じゃん・・・。」
「・・・なに?」
タオルのせいで聞こえなかった あたしの声に
直樹ゎ聞き返す。
「あ・・たしが・・彼女なんだから・・・だからっ・・」
あたしを優先してよ・・・。
そぉ言いたかったのに嗚咽がジャマして
なかなか言葉にできない。
「そーゆーのウザイんだよね」
・・・・・・え?
直樹から発せられた声に
耳を疑う。
「彼女作ったら お前を1番に優先しなくちゃイケナイわけ?」
「・・・な・・何それ・・?」
だって彼女だよ?
彼女との先約を断ってほかの女の子と遊ぶって・・・。
「・・・・どうかしてるよ・・」
「あっそ。そんな付き合いじゃなきゃイケナイなら・・・もぉ別れよう」