__あなたに恋して__



きっと待ちくたびれてかけてきたのだろう。



「・・・梨花?」
「ちょっとーー!!遅いんですけどー・・」
「ごめん。・・・行けない・・かも」

泣いてることを
なんとか隠そうとする。

「・・・?奏泣いてるの?」

・・・バレた。

「どうしたのっ?!なんかあったわけっ?!」

「・・・いや・・・その・・」

「ちょっと!意味分かんないんだけどっ!!」


電話ごしの梨花ゎかなり騒いでる・・・


「今すぐきてっ!!早く!」

今ゎとにかく帰りたかった。

でもこんなに待たせておいて

帰るわけにもいかず・・・

あたしゎ重い腰を

ゆっくりと上げて
待ち合わせ場所にむかう・・・


「もー!何があったわけー?!」

そんな梨花の声を聞き流しながら

横断歩道を渡ろうとした時・・・


____プップーーーーーーッッッ

とゆう音と共に「キャーーーー」とゆう悲鳴が聞こえた。


振り返えろうとしたとき

視界のすみに大型トラックが飛び込んできた。

その瞬間にあたしの意識ゎ吹っ飛んだ。

「・・・奏っ?!奏っっ??!どうしたの?!?!」

もうろうとしてく意識の中で

周りで叫ぶ人と

電話から梨花の声が聞こえた。

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