__あなたに恋して__


その言葉にお母さんの

表情が一気に明るくなった。

「・・・・えと・・・意味が分かんないんだけど?」

「奏っ!あんた事故にあったんでだよっ?!この先生が助けてくれたのっ!お礼を言いなさいッ!」

事故・・・まぁなんとなくそれっぽかったけど・・・

「・・・・記憶がなんとかとか言ってたじゃん?それって・・・」

「あんたがトラックに引かれた時 頭をつよく打って・・・で死ぬか生きるかの境目だったのよっ?!もぉお母さん心配で心配で・・・このバカっっ!」

お母さんがあたしの頭を叩く。

「いっっっっっ・・・・たぁっぁああああああ!!!!何してくれてんのよっ!サイテーー!!」

てか記憶がなんたらの答え聞いてないし・・!!

「あまり叩いたりしないでくださいね。まだ傷口ふさがってませんので・・」

あたしとお母さんとの会話に割り込んできた先生とやら・・・

そーいえば・・あたし包帯だらけ!!



それから少し話してお母さんとお父さんは帰っていった。

記憶がなんたらってゆーのは

頭を強くうちすぎて記憶が一部なくなるかもってゆー話しらしい・・・


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