夏雨シロップ。



「...は?」


目の前には、
私たちと同じ歳くらいの
男の人が二人。

...っていうかどこかで見たことある気が...

そうこう考えていると
左側に座っていた男の方と目が合った。

――その瞬間。


「...ホラ!!覚えてない?
高校の3年ン時
同じクラスの長内と田辺くん♪」


真澄の声もどこか遠くに聞こえるほど










目の前が真っ白に

なった。









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