桜の花びらと始めとお前。

新しい教室に入ると、


『キャーーーーーーっっ!!!!!』



女子の黄色い声。


まただ・・・・。




本当ウゼェ。



「棗くーんっっ!!」



「カッコイイ・・・!!!」



「朱里くーんっっ♪」



朱里というのは俺と一緒にいる友達。



優しくて、可愛めのヤツだから。



「おはよー!

今年も同じクラスだね☆」



可愛い笑顔で女子は悩殺。



「可愛い~!!」


「もう、死んでイイ!!」



そんなモテてる友達。


仲村 朱里(ナカムラ シュリ)



「棗も声かけてあげたら?」


「ただうるせぇだけだし。」


「棗、冷たーいっっ!!」



そんな事いいながら


自分の席に座る。


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