好きになっちゃ悪いかよ?
食べ物も食べたし、桜も見た。

「そろそろ帰るか?」

と言ったら、咲菜はちょっと渋い顔をして......

「まだいたいなぁ。」

と言った。

でも、もう日が落ちてきて、気温も低くなってきた。

「また、連れてきてやるから。な?」

と言ったら、咲菜は口を尖らせながらも頷いた。



その時だった
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