好きになっちゃ悪いかよ?
やべぇ。

らしくないくらい

緊張する......

ってか、俺は元々淡白な方で、恋なんか今までした事ねぇんだよっ!

あー......

咲菜が不思議そうに俺の事見てる......

何か言わないと......

でも

何て?

俺の心がお前でいっぱいになっているんだ?

お前の事を考えると夜も眠れない?

俺の相方になってくれっ!

......何か違うな......

あー!
もう!

何とでもなれ!



「好きだ!」

......

って、流石にシンプル過ぎねぇ?

もっとさぁ......こう、上手い言葉があったんじゃ......



ギュッ

突然、咲菜が俺に抱き付いてきた。
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