君に愛の唄を




誰もいない公園のブランコに座り、鉛筆持ってノートとにらめっこしてる私って・・・



…不審者?



いやいや…


これでも世の中に感動を与えようとしてる歌手ですよ。




それに、よく見ると一人じゃなかった。




「サラリーマン?…」




私の目に入った一人のサラリーマン。



運悪くコンタクトも外して来たし眼鏡も忘れて来ちゃった。




そんな私には顔など細かい所までは見えてないけど、スーツ来てるし……サラリーマンだよね?




こんな時間にベンチに座ってるって事は…



会社をクビになったとか?


奥さんに振られたとか?




頑張れ!サラリーマン!




おっ!


良い歌詞が書けそう!!




家族のために、大切な人のために働くサラリーマンかぁ。




かっこいい、ヒーローだね。




サラリーマンって最後に『マン』って付いてるし・・・



スーパーマンみたいじゃない?





「いい感じ!!」










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