君に愛の唄を
「あはは。ココロさん顔真っ赤だ」
「…好きかも」
「え?」
私、蓮が好きなのかもしれない。
なんか、どうしようもなく蓮に会いたいかもしれない。
かもしれないじゃない。
私、蓮が好き。
蓮にすごく会いたい。
気づいたら好きは増すばかり。
好きに気づくまで時間はかかるのに、好きに気づいたら抑えるのがやっとだ…
わぁ…
こんなに蓮が好きなんだ。
そう実感するほど好きが心で溢れて心臓の動きが速くなる。
加速すると止まらない。
「どうしよ…蓮が好きだ」
声にしないと心がパンクしてしまいそうだ。
一瞬の感情でも、この気持ちを私は強く信じたい。
胸が弾む。
ドキドキする。