君に愛の唄を
「ふ~ん♪ふふ~ん♪」
あ!
私の歌の鼻唄だぁ…
こうゆうの嬉しい!
時々、間違って歌ってる子もいるけど、歌は楽しければそれでいい。
「ただいま…」
私はいつもと変わりなく学校での生活を終えて、いつも通りに帰宅した。
「お帰り~、心菜!
ココロの新曲、売れてるみたいね!」
お母さんは私の事は全部なんでも喜んでくれる。
だから、私も頑張れるんだ。
お母さんがまだ歌手だった時、あまり売れなかったらしい。
だから、自分の夢が私を通して叶ったって嬉しいっていつも言ってる。
私は自分の部屋に入った。
私の部屋には曲を作る道具がある。
ミキシングするための道具。
ミキシングコンソールの小型版。
お父さんがプレゼントしてくれた。
どれもこれも高そうな物ばっか…
申し訳ないけど、せっかく買ってくれたんだから良い仕事しないとね!!