【完】好きです片桐くん!!



「うっせえな、黙ってろよ…」と片桐くんは私の耳元で呟いて、グッと顔を首もとに押し付ける。


「あ、あう…えと…っ」


私は何も出来ずに、ただただカチコチに固まっているだけしか…


「か、かたぎ…りく…あ、あのあの…っ!!」

「だから黙ってろって…」

「で、でもでもでも…っ」


顔が熱すぎて何も考えることが出来ず、ポ〜ッとなってしまう。

は、はうう…っ


「ふぇ…片桐くん…っ」

「………頭、痛い」


………へ??



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