【完】好きです片桐くん!!
「―――ふぅ」
時間は過ぎ、今はお風呂上がりでさっぱりした状態の私。
やっぱりお風呂は最高だよ〜。
「露天風呂だったし、ここでフルーツ牛乳があれば最高だよね!」
そんなことをブツブツ言いながら、自分の部屋に戻っていく。
あ〜あ、片桐くんと一緒の部屋だったら良かったのに……
「………片桐くん」
「―――でさ、片桐。片桐はどんな子がタイプなんだよ?」
ふと聞こえてきた声に、ピタリと体が停止する。
この声、南条先輩の…
「どうしたんですか先輩。いきなりそんなこと…?」
「!!」
か、片桐くんっ!?