【完】好きです片桐くん!!
新入部員だよ片桐くん!!
あの合宿から、日にちはだいぶたった。
特に片桐くんとは何もなく、私はいつものように片桐くんにスキンシップをとろうと…
「片桐くん、大好きー!!」
「邪魔」
まあ、いつものように簡単にかわされているのだが…。
だが今日、剣道場に行く途中で…いつもとは違う出来事が起こった。
「あの、橘先輩!!僕、橘先輩のことが好きですっ!!」
剣道場に行く途中の人通りが少ない廊下で、いきなりそんなことを叫ばれた。
橘?橘…
「………私?」
「は、はい!!」