【完】好きです片桐くん!!
「ああ、本当だ」
そう言った片桐くんの周りを、「やったあ!」と言ってピョンピョン跳ねる。
「おい、お前らも来るよな?」
片桐くんはそう言って、周りにいる剣道部員たちを睨んだ。
そしたら周りの人はビクリと肩を震わせ、「いや、今日は確か…」とか「何かあったような…」とかを口々に言い出す。
「あ、俺は行くよ〜!!ねえ、他の人たちも来るよねえ?もちろん」
南条先輩はそう言って、周りの剣道部員たちを笑顔で睨んだ。
『はい、もちろん!』
「よし、決まり〜!今から美羽ちゃんの家にレッツゴー!!」
「レッツゴーっ!!」
「はあ…何でこんなことに…」